3歳の息子のことなんですけども

あなたはおいくつ?

32歳です。

奥様は?

一昨年に亡くなりまして・・・

あらっ、そうなんですか・・・

で、お子さんがお一人?

男の子ですけど。

3歳。

今そうすると子育てはあなたがやってらっしゃるの?

僕の母と、奥さんの母親とで みて頂いてて。

ちなみにあなたのお母様はおいくつ?

79歳です。

奥様のお母様は?

68歳・・・ 58歳です。すみません。

あなたご自身はご兄弟いっぱいいらっしゃるの?

姉がふたり。39と34です。

で、 今日のご相談はそうすると?

3ヶ月ぐらい前から息子の方が、どもるというんですかね。

あの、 例えばいただきますというのに、いいいいいただきますという感じ。

そういうような言葉が結構増えていて・・・

あの、まずあなたの一日を教えて頂きたいんですけれども?

朝は会社に何時ぐらいに出られます?

会社かな?自営かな?

会社員でいらっしゃる。

7時前くらいに私の母に来てもらって、まだ寝てるので。

で、 保育園の方に送ってもらって また保育園に迎えに行ってもらって。

ま、僕が用意した夕食 とかを

あなたが夕食を用意される?

そうですね、ま、前の日に朝と夜を作っておいて

で、食べてる途中くらいに帰ってきて

またお風呂一緒に入って

少し洋服とかやってもらって

そうするとあなたは夕食を作っている。 洋服はお母様が整えてくださっている。

その間お子さんどうしてる?

僕がお風呂終わって ご飯食べる時は、果物とか残っているのを一緒に食べたりして・・・

で、その間に入って言うかねお子さんとあなたがしゃべる暇ってあります?

食事の用意してる時に何て言うんですかね、悪ふざけとか・・・

あとお風呂で保育園どうだったとか?

今は必ず折り紙、 本から選んで、どれ折ってほしい?て感じで。

紙の色を選んで、で、絵本を一冊選んだのを一回か二回読んで。

と言う時間が9時から9時半の間にはそれを必ずしようと思ってるので

その時間と自分の夕食食べてるのとお風呂の時間

あとは保育園で何か、先生に注意されたとか?

普通にいたずらして怒られて泣いてましたよとか連絡帳に書いてあったり。

で、 今日のご相談は、お話がうまくできないっていうことについてですか?

そうです、ただその原因として妻のこともあって結構、自分の精神的な部分が原因だったんじゃないかなって

思う節もあるんで・・・

落ち込んでいて、結構厳しく当たった時期っていうか。

私自身の母にも 自分がそのくらいの時にできてたの?っていうくらいに言われて。

あんたそんなに言うけどっていう・・・

ちゃんとしなきゃいけないんだという思いと。

半分ちょっといつ死んでもいいし、どうでもいいやと思ってた時期もあったので・・・

そういう僕の教育と言うか子育ての仕方の・・・

間違ってた、そういうのも原因だったじゃないかとか

奥様二年前っておっしゃいましたっけ?亡くなったの。

はい。

そうすると今3歳だから、その頃息子さん1歳でしたよね。

あなたの場合ラッキーなのはお母様がいらして

あなたも小さいうちにって言ってくれて 気が付いたわけでしょ。

あとは僕自身も同じだったんで。小さい時、父親亡くなって。

それですぐ、母親も出ていったんで。 本当の父が残ってるだけ俺たちマシかみたいな。

ちょっと待ってください。

お父様は2歳で亡くなっっちゃったの?

で、ちょっと経って母親出て行くかみたいで。

お母様でていっちゃったの?

今、言っている母親っていうのは、僕の叔母にあたる人なんですけど。

あ、なるほどね。わかりました。

ていうことは、 おばさんがあなたをずっと育ててくださっていたわけ?

そういうことなんだったんですか。

じゃあ、今日は幼児教育研究の大原敬子先生がいらしているので伺ってみたいと思います。

よろしくお願いします。

今日は。

すみません、よろしくお願いします。

お話伺っていてね、 この歳でよくここまでできますね。

すごいですね。

ありがとうございます。

本当にまわりの人が、 姉もそうですけど、いてくれてるので、ま、なんとか・・・

僕も寂しいですし。

はい、絶対そうだと思います。

でも僕は預けて飲みに行ったりした時期と息子のそういうのが重なってる気がして

でも息子も母親も亡くなったし、息子も寂しい思いをしているのに

僕は逃げたんじゃないかと。

自分を責めてるのね。

きっと今、大事な時期なんじゃないかと思って

何か糸口があれば・・・

まだ32歳のあなたにね。

こうしたらいい、ああしたらいいってことは今日の話を伺っていてひとつもないんですよ。

お風呂も、食事もお休みのベッドに入る時も、折り紙も。

ただひとつだけ欲しいのは、この坊やちゃんと あなたと ママの思い出の話がね。

あなたはつらいでしょうね。

できないだと思うんです。

だけど、子供ってのは不思議なことでね。

誰かがひとり欠けているからと言っても

欠けてるのは、満たしている家庭がみて欠けてると思うんですね。

あなたとおばあちゃんがいたら、子供はそれが自分の家だと思ってる、子供は。

何の心配もなく元気よく生きていけるんですよ。

この子の中に、 ずっとずっと 君のこと思ってくれる人がいるってことを

毎晩、 語りかけていたら子供は本当に そういう人がいると思うですね。

不憫だと思われることよりも そういう人がいてよかったねって言われた時のほうが幸せ感を感じるんです。

奥様の写真ありますか?

その子は知らなかった。 オムツを替えた時とかありますよね。

ママはこうしたんだよ。とか、パパはこうだったんだよとか。

そういうことを同じことを繰り返し繰り返し話してほしいんです。

ただ問題はですね。

ひとつだけ気になることは、あなたはが将来、再婚なさるとなると

これが大きな問題となってくるんですね。

あなたはがしばらく40、50まで、 この子と生きるとならばお母さんの話をしてほしいんですよ。

食事のときも毎日、お母さんはね、ママはね、これが好きだったんだよ、おいしいおいしいって言ったんだよ。

とかね。

お風呂に入ってる時もそうです。お風呂に入るとママがいるんです。

食事をしたときは、ママが作ってくれたおかずなんです。

あなたが作った味でいいんです。それは。

これは?これママ好きだった?いつか必ず聞きます。

ソフトクリーム?ママ大好きだった。だけどポンポンいたくするから これだけね。ママはいったんだよ。

なんでもいいんです。

ありとあらゆるところにママを入れて欲しいんです。

泣かないでやらないといけないんですよね?

泣いていいんです。泣いてほしいんです。

泣いたらあなたも楽になるでしょう。

泣くと息子も泣くんですよね。

いいんじゃない。

泣くっていうのは、心を許しているんですもん。

泣くっていうには、その時は、 ただ泣いてるんですけども

途中からは 泣くことの心地よさを覚えるんです。

今できるのは、あなたが思い切って泣けることなんですよ。

揃っていることがいいんではなくて、欠けているからこそ欠けたものの大事さがわかるんですよね。

そしたら是非とも今日から パパの作ったもの、これはママが大好きだったものを作ってねって言ったんだよって

ママからのメッセージをあなたの言葉で 坊やちゃんに教えてほしんです。

今日の相談っていうのはあなたがつらかったんじゃないかなと思うんですね。

よかったです。

よかったですよね。

あなたには、 一緒に泣いてくれる坊やちゃんを 奥様は残していきましたよね。

感謝してます。

そう思ったら、 前に進めとは言えないけれども今日から思い切って泣いてください。

常に、お母さんをその子の心の中に育んで欲しいなと思います。

お分かりいただけましたか?